今日の神言
汝(なんじ)もつれの中にありて縺れのとけゆくを希(のぞ)むかさらばとけ、その心のもつれの糸端(いとはし)を自らぬくべし自らの心の糸端(いとはし)を
お知らせ
第40回 松緑神道大和山献油式
令和6年10月27日、天台宗総本山比叡山延暦寺・根本中堂(国宝)において、第40回松緑神道大和山献油式が執り行われました。さわやかな晴天の中、午前10時、一隅を照らす会館前に、大和松園教主と大和山関係者が、相対して第258世天台座主大樹孝啓猊下御名代堀澤祖門探題大僧正と延暦寺式衆が整列し、参進して根本中堂へ入堂、中陣の式場にて開式となりました。天台宗歌奉唱、小寺照依副執行の開会の辞の後、教主より堀澤探題大僧正に、自家精製菜種油「千年油」540ℓ、「蓮華わらじ」1200足、「蓮華笠」1領の奉納目録が贈呈され、堀澤探題大僧正より請書が教主へ手渡されました。続いて法要となり、「『不滅の法灯』灌油の儀」で教主が内陣に入り、1200年以上灯り続けている不滅の法灯へ「千年油」を注ぎました。その後、焼香が行われ、堀澤大僧正より「松緑神道大和山の信徒様の事を思い、感謝しながら毎日注油するよう受け継いでまいります」と、座主猊下のお言葉が代読されました。その後、教主の挨拶では、毎年奉納品をお受けいただけることへの感謝と、これからも「献油の行」として続けさせていただく誓いの言葉が述べられました。その後、獅子王圓明執行より謝辞があり、最後に、大和山聖歌「ともしびの歌」を奉唱して終了しました。 | ||||||||
根本中堂へ参進する一行
請書
不滅の法灯「權油の儀」(内陣)