今日の神言
我(わ)れと我が心磨かば世の中の やがて清めの一つとやなる
親和会からのお知らせ
「千年油」のナタネ搾油の準備が始まりました
5月から、「千年油」として比叡山延暦寺へ献納させていただいているナタネ搾油の準備が始まりました。
一連の作業のほとんどは、稲葉茂禧連合親和会理事一人作業となります。
昭和59年、「教祖生誕百年祭」慶祝記念に延暦寺より「不滅の法灯」を分灯していただいたことへの報恩として、初代教主さまは純粋菜種油を毎年献納させていただくことを表明なさり、行事終了後の6月8日早朝、初代教主さまは根本中堂のご本尊さまへご宝前に灯るお灯明と同じように、千年の未来に向けて灯し続けることをお誓いしたことを、『無盡燈』昭和59年8月号の「燈明抄」に綴られていらっしゃいます。
更に、「このお灯を我々大和山本部の当事者だけでお守りし、信徒方がこれをただ漠然と傍観しておくだけでなく、みんなでそのお光を灯しているという心を湧き起こさせることが大切であり、日本仏教の根源のものを護持し、継承する超時代的な『一燈照隅』の精神を、一人一人の心に移し植える具体的な方法を考えなくてはならない」とご指導くださいました。
そうして提唱なさった「菜の花一坪栽培運動」は、この運動の推進母体・千年会が呼びかけて継続され、平成11年に千年会事業を親和会の中で行うようになってからは連合親和会事業の1つとして進められています。
この運動には、「根本中堂のお灯明を灯す菜種油を、真心のこもった護教心の篤い、宗教心をこよなく愛し尊重する一人でも多くの人の手によって生み出す」そして「一坪の菜の花を自ら栽培する真心の人を広く募る」という初代教主さまの願いが込められているのです。