今日の神言

 今日ひと日明日も一日ひとひと短きに なぜ夢の間に暮らす人々

婦人会からのお知らせ

本部婦人会

本部婦人会:「連合婦人会リーダー研修会『傾聴』~聴く力を育てよう~」にて傾聴について学ぶ参加者たち

本部婦人会

3月3、4の両日、「連合婦人会リーダー研修会『傾聴』~聴く力を育てよう~」を開催しました。
「傾聴」については、昨年度からの継続事業として各教区で進めることとなっていますが「本部で研修会を行ったが、専門的な知識がないので進め方に不安があり踏み留まっている」との意見が多く、各教区の報告会と併せて発表されたプログラムを実際に体験し、各教区での取り組み方を探る試みとして第1回報告会(研修会Ⅰ)とロールプレーイング(研修会Ⅱ)に分けて実施しました。
今回の目的は、①連合婦人会事業として「傾聴」に取り組んでいくこと。②「傾聴」とは何かを正しく理解し、情報を共有して共に学びを深めていくこと。③各教区での取り組み方を探り、「一歩前進」を目指すことの3点に絞って実施しました。また、新役員の就任者もいることから、改めて連合婦人会事業としての「傾聴」を学ぶ目的と経緯についても触れ、共通理解しました。
1日目の「研修会Ⅰ」には33名が参加しました。
7教区の事例報告があり、そのうち中部・横浜・東京・岩内・札幌教区の代表者が実施内容と所感について報告し、次に、今後の取り組みについての意見交換を行い、各教区での取り組み方を探る手掛かりとしました。
2日目の「研修会Ⅱ」には40名が参加しました。
ゲーム感覚で「傾聴」に取り組んだ中部教区の事例を体験し、野呂弘子会長が説明しました。初めに、傾聴について中部教区の提供資料に基づき学びを共有し、中部教区で行った「絵画ロールプレーイング」の解説と参加者の状況を交えて説明した後、実際に体験してみました。
今回は、伝える側1人に対して参加者が各自の解釈で用紙に絵を描くというプロセスで行い、まず、野呂会長が「私が伝えることを、他人の絵を見ないで、自分が思った通りに用紙に書いてください」と伝え、4項目について時間を区切って説明した後、各自が理解した内容を絵に描き、全員が書き終えた絵をグループ内で見比べ、似たような絵はあるが、同じ絵がないため会場内は驚きに喚声が沸き上がり、別グループの絵も確認すると、更に全く違った内容の絵が描かれていることに驚きが納まりませんでした。
次に研修会Ⅰと共通用紙の「振り返りとまとめ」に各自の感想を記入し、研修会Ⅰと研修会Ⅱでの感じ方の変化を確認し、最後にグループで振り返って感想を述べ合いました。
同じ内容の話を聞いても人の話を聴くことは思い込みが多いこと。「聞く」と「聴く」との違いがこのロールプレーイングを通してよく理解され、参加者からは「報告会で受けた感じ方と、体験後の感じ方が全く別で驚いた」「取り組みやすく大変参考になった」「サブタイトルの『聴く力を育てよう』が付き『傾聴』の文字から受ける印象が柔らかくなり、実践しやすく感じた」などの声があり、今後の取り組みが期待されます。